伊勢歳時記:第62回式年遷宮 御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)
伊勢神宮 20年に一度の式年遷宮に向け長野、岐阜の木曽山中より切り出されたご神木のヒノキ(3本)が、はるばる300キロ、伊勢神宮(内宮、外宮)に到着。(6/8.9) 内宮へは川曳きで、外宮へは陸曳きで曳きこまれました。「エンヤー、エンヤー」と独特の掛け声とともに、木遣りの声が響く伊勢市街の沿道は大いに賑わいました。このご神木は伊勢神宮のご神体を納める器の用材で『御樋代木』と呼ばれます。奉搬ルートとなる岐阜、愛知、三重の沿道の各地では出迎えのお祭りが繰り広げられ、山口祭(5月) 御杣始祭(みそまはじめさい)に始まった御樋代木奉曳の行事が終了。そして平成25年の遷御までの8年間。遷宮へ向けてのさまざまな祭典、行事が行われます。
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