20年に1度、神宮式年遷宮は、御正殿をはじめ

神宮すべての神殿や神宝を新しく作り替え、

御神体を新宮にお遷しするお祭り。

古来1300年にわたり、受け継がれています。

 次回は平成25年。第62回式年遷宮を迎えます。

遷宮は、すでに平成17年の山口祭(やまぐちさい)から

始まり、今年もさまざまな行事が予定されています。

(下記参照)。平成25年の式年遷宮へ向けて、

歴史あるイベントを伊勢志摩でご体感下さい。   

 

■第62回式年遷宮行事予定

■御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)平成17年6月9日・10日
御杣山で伐採した御樋代の御料木は、沿道の各地で盛大な歓迎を受けながら週日を経て伊勢に陸送される。当式はこれを両宮域内に曳き入れる儀式。到着した御料木は、皇大神宮は五十鈴川を遡り風日祈宮橋付近から神域に曳き揚げられ、豊受大神宮は外宮北御門から神域に入り、それぞれ五丈殿前に安置される。
≪平成18年≫
■浜参宮3月〜
 浜参宮:第62回式年遷宮へ向け、4月から始まる「御木曳き」をひかえ、伊勢各地の「奉曳団員(ほうえいだん)」が、ここ二見浦の浜で身を清めます。

■御木曳初式  おきひきぞめしき 平成18年4月12.13日
  伊勢市・二見町・御薗村の三市町村に住む旧神領民が、御造営の用材を両宮に奉曳する伝統行事「御木曳」の始めに行われる儀式。正宮や別宮の棟持柱などにあてられる「役木」という代表的な御用材を、ゆかり深い特定の町の住民が神域に曳き込み、「役木曳」とも称する。

■木造始祭 こづくりはじめさい   平成18年4月21日
  御造営の工事開始に際して作業の安全を祈り行われる祭儀。五丈殿で饗膳の儀を行い、同殿前に安置してある御木曳初式で奉曳された御料木に小工が忌斧を打ち入れる。

■御木曳行事(第一次) おきひきぎょうじ 平成18年5月〜  7月〜
  旧神領にあたる伊勢市・二見町・御薗村の住民が2ヶ月間にわたり御用材を両宮に曳き入れる盛大な行事。旧神領地の町内総出の晴れの舞台で、数日前に揃いの法被姿で二見浦に「浜参宮」をして心身を清めて行事に臨む。内宮の領民は木橇に御用材を積載して五十鈴川で「川曳き」を行い、外宮の領民は巨大な御木曳車で「陸曳き」を行う。全国の「一日神領民」も多数参加し、期間中の伊勢の街は勇壮な掛け声と木遣音頭で包まれる。

■仮御樋代木伐採式  かりみひしろぎばっさいしき  平成18年5月17日
  「遷御」の際、御神体を納める「仮御樋代」と「仮御船代」の御用材を伐採するにあたり木本に坐す神を祭り忌斧を入れる式。

≪平成19年≫
■御木曳行事(第二次) おきひきぎょうじ 平成19年5月〜  7月〜
  旧神領にあたる伊勢市・二見町・御薗村の住民が2ヶ月間にわたり御用材を両宮に曳き入れる盛大な行事。旧神領地の町内総出の晴れの舞台で、数日前に揃いの法被姿で二見浦に「浜参宮」をして心身を清めて行事に臨む。内宮の領民は木橇に御用材を積載して五十鈴川で「川曳き」を行い、外宮の領民は巨大な御木曳車で「陸曳き」を行う。全国の「一日神領民」も多数参加し、期間中の伊勢の街は勇壮な掛け声と木遣音頭で包まれる。

≪平成20年≫
■鎮地祭 ちんちさい  平成20年4月24日
  
新宮を建てる新御敷地で執り行われる最初の祭儀で、御造営作業の安全を祈り新宮の大宮地に坐す神をまつる。

≪平成21年≫
■宇治橋渡始式  うじばしわたりはじめしき   平成21年11月3日
  皇大神宮の入り口に架かる宇治橋は、檜の純和風の橋で、その美しさは伊勢の神宮の象徴ともなっており、遷宮の度に架け替えが行われる。大橋の守護神である饗土橋姫神社での祭儀に続き、古式にのっとり渡り始めが行われる。「渡女」を先頭に全国から選ばれた3世代揃ったの夫婦に続いて、全国の関係者や市民などが新橋を渡ってお祝いし多くの参拝者で賑わう。


お伊勢産トップページへ

伊勢商工会議所青年部