伊勢の花火大会は、日本全国に数多ある花火大会の中でも、秋田県大曲の花火、茨城県土浦の花火と並び、「日本三大競技花火大会」と称される競技大会であり、計算された配色、タイミングなど花火がこんなに芸術的なのかと心に響く数々の花火が披露されます。
日本全国に数多ある花火大会の中でも、秋田県大曲の花火、茨城県土浦の花火と並び、「日本三大競技花火大会」とされる伊勢神宮奉納全国花火大会は、昭和28年に斎行されました第59回神宮式年遷宮を記念してはじめられ、平成23年度大会で第59回を迎える格調と歴史のある大会です。
全国でも早い時期に開催されるこの大会は、北は秋田県、南は鹿児島県など、全国各地から選抜された花火師の皆様が神宮に花火を奉納し、その年の安全を祈願するとともに、日頃の研鑽の成果を神都伊勢の夜空に放揚する「競技花火大会」です。
競技内容は、各花火師が5号玉(直径約15cm)1発、10号玉(直径約30cm)1発を順に放揚する『打上花火の部』50組、様々な花火がリズミカルに打ち上がる『スターマインの部』10基から構成されます(予定)。
打上花火の部で出展できる花火玉は、花火師一社あたり僅か2発。花火師の技と心意気が込められています。
何と言っても競技大会ならではの芯入り花火や創造花火は見る者をうならせます。花火玄人でなくともその凄さを体感できる全国屈指の高レベルな花火大会です。
また、50組(予定)の花火師が同じ種目を競い合うのは日本でもこの伊勢だけです。
イベント性の追求ではなく、競技大会であるからこそ堪能できる計算された配色、そして開きのタイミングはまさに伊勢らしいと呼ぶにふさわしい花火大会です。
東日本大震災被災地を代表し、伊勢の地で花火を打ち上げたいというお申出を受け、福島県糸井火工様によるスターマインを披露予定です。